
東京に生まれる。四歳からピアノを始める。東京藝術大学付属高校、同大学音楽学部ピアノ科、同大学院卒業。在学中に「クロイツァー賞」、1988年に「中島健蔵賞」を受賞。松原緑、伊達純,M・ムンツの諸氏に師事。
1979年のデビューリサイタル以降、林光の作品を多く初演するなど、現代日本の作品を積極的に取り入れたプログラム、またテーマ性のある内容で数多くのリサイタル、コンサート・シリーズを全国各地で行う他、海外での演奏も多い。
オーケストラ・アンサンブル金沢、新星日本交響楽団、東京都交響楽団などのオーケストラとの共演、オペラ小劇場「こんにゃく座」でのピアノ・オペラ、歌曲、合唱の伴奏、室内楽でも活動。
「MUSIC TODAY」「インターリンク・フェスティバル」「日本=ハンガリー現代音楽の夕べ」「ソビエト国際音楽祭」「中央ヨーロッパ音楽祭」などの音楽祭にも出演。
近年ピアニストの舘野泉氏、またチェコのヴァイオリニスト、インジフ・パズデラ氏とのデュオでも注目される。
1998年以降、第二次大戦中テレジンの強制収容所の中で作曲された作品の演奏に力を入れ、国内各地、チェコ、ドイツにてすでに延べ1万4千人以上の人たちの前で、クライン、ウルマンの作品を演奏している。
2006年5月には、子どもたちの感性に音楽を届けることを意識したコンサート「音楽の森」の活動を、また11月には地元武蔵境スウィングホールにて、「武蔵野の秋・春」のコンサートシリーズを開始。また同月、リサイタル「ふたつの音風景」―チャイコフスキーとショスタコーヴィチによる―を開き、好評を得る。
独自の視点を持った幅広い活動が、高く評価されている