スケジュール


日本・ロシア音楽家協会
創立40周年記念コンサート

2024/11/16 : めぐろパーシモンホール 大ホール

 

1980年代、作曲家芥川也寸志とソヴィエト音楽会の重鎮フレンニコフ氏との出会いから日ソ音楽協会は立ち上げられた。。
ソヴィエト崩壊後は日本・ロシア音楽家協会と名を改めたが、広く旧ソ連圏の音楽に目を向け、様々な困難を乗り越え地道な活動を続けてきた当協会。
創立40周年を記念して声楽部会、器楽部会、作曲家部会、学術部会が総力を上げて繰り広げる記念コンサート。乞うご期待!


志村泉が一昨年より運営委員長を務める、日本・ロシア音楽家協会のコンサートです。

志村泉は最初の2曲を演奏します。名チェリストの安田謙一郎さんとラフマニノフの「ヴォカリーゼ」、名ピアニストの矢澤一彦さんとメトネルの2台ピアノのための「遍歴の騎士」という、超素敵な作品です。
ロシアの美しい歌曲、「蚤の歌」などのオペラ・アリア、ピアノソロや2台ピアノ、ヴァイオリンとピアノのデュオ、木管とピアノのための五重奏曲、弦楽オーケストラ、日本の作曲家の新作初演など、普通では考えられない変化に富んだプログラムをお楽しみいただけます。

演奏 志村泉 /石澤直子 / 横井玲子 / 川村慎敬 / 太田由美子 / 今瀬康夫 / 佐藤勝重 / 蜷川紘子 / 春木英恵 / 村上弦一郎 / 安田謙一郎 / 矢澤一彦 / 木村洋子 / 川畑久子 / 松原広美 / 松山元 / 宮上早智 / 高橋和美 / 渡部智也 / 佐藤泰弘 / 岸本力 / 上野優子 / 天野加代子 / 小濱妙美 / 小笠原貞宗 / 野間裕美子 / 船橋泉乃 / 松山優香 / 手嶋沙織 / 鷲宮美幸
日時 2024年11月16日(土)16:30開演
場所 めぐろパーシモンホール 大ホール
曲目
≪第1部≫
  • ◯ラフマニノフ   :ヴォカリーゼ
              安田謙一郎(Vc)/志村 泉(Pf) 
  • ◯メトネル     :「遍歴の騎士」Op.58-2
              矢澤一彦(Pf) /志村 泉(Pf) 
  • ◯二宮 毅     :光の飽和(新作初演)
              石澤直子(Pf)/横井玲子(Pf)
  • ◯チャイコフスキー :和解(諦念)Op21-1
              木村洋子(Mez)/小笠原貞宗(Pf)
  • ◯ショスタコーヴィチ:クロイツェル・ソナタOp109-5
              川畑久子(Sop)/小笠原貞宗(Pf) 
  • ◯ラフマニノフ   :私はあなたを待っているOp14-1
    ◯リムスキー・コルサコフ:オペラ「皇帝の花嫁」よりリュバーシャのアリア
              松原広美(Mez)/野間裕美子(Pf)
  • ◯アレンスキー   :春にOp17-2
    ◯グリエール:心からの優しさに溢れてOp6-3
              関森温子(Sop)/野間裕美子(Pf)
  • ◯福田 陽     :ピアノのための「1楽章ソナタ」第3番(新作初演)
              松山 元(Pf)
≪第2部≫(17時40分開始予定)
  • ◯ラフマニノフ   :リラの花Op21-5
    ◯ラフマニノフ   :ここはすばらしいOp21-7
              宮上早智(Sop)/船橋泉乃(Pf)
  • ◯リムスキー=コルサコフ:オペラ「雪娘」より雪娘のアリア“女友達と木の実をつみに”
              高橋和美(Sop)/松山優香(Pf)
  • ◯ムソルグスキー  :蚤の歌
              渡部智也(Bas)/手嶋沙織(Pf)
  • ◯チャイコフスキー :オペラ「イオランタ」よりレネ王のアリオーゾ“神よ、もし私に罪があっても”
              佐藤泰弘(Bas)/手嶋沙織(Pf)
  • ◯島田 萌:雲の絶え間(新作初演)
              宮上早智(Sop)/川村慎敬(Cl)/伊藤美香(Va)/太田由美子(Pf)
  • 〇プロコフィエフ  :サルカズム Op.17
              上野優子(Pf) 
  • 〇リムスキー=コルサコフ:木管とピアノのための五重奏曲より 第一楽章
              日野真奈美(Fl)/川村慎敬(Cl)/鈴木明博(Fg)/今瀬康夫(Hr)/佐藤勝重(Pf)
≪第3部≫(18時55分開始予定)
  • 〇金田潮兒     :《燕舞う》~2本のヴァイオリン,ヴィオラ,チェロの為の~
              蜷川紘子(Vn)/高橋和歌(Vn)/春木英恵(Va)/奏者未定(Vc)
  • 〇スクリャービン  :詩曲「焔に向かって」Op.72
              松山 元(Pf)
  • 〇スクリャービン  :左手のためのノクターン Op.9 No.2
              村上弦一郎(Pf)
  • 〇カバレフスキー  :ヴァイオリンとピアノの為のロンド Op.69
              高橋和歌(Vn)/鷲宮美幸(Pf)
  • 〇リムスキー=コルサコフ:預言者Op47-2
              小原伸一(BasBar)/船橋泉乃(Pf)
  • 〇チャイコフスキー :オペラ「魅惑の女」よりクーマのアリオーソ“どこに慕わしい人は”
              小濱妙美(Sop)/小笠原貞宗(Pf)
  • 〇グリンカ     :血潮は炎ように熱く燃えて
    〇ムソルグスキー  :オペラ「ソローインツィの自由市場」より“ホパック”
              天野加代子(Mez)/松山優香(Pf)
  • 〇グリンカ     :オペラ「イワン・スサーニン」よりスサーニンのアリア“皇帝に捧げた命”
              岸本 力(Bas)/小笠原貞宗(Pf)
≪第4部≫(20時05分開始予定)
  • 〇浅香 満     :インドネシア幻想曲
    〇久行敏彦     :風の詩Ⅺ ~弦楽オーケストラのための~(新作初演)
    〇芥川也寸志    :弦楽のための三楽章
演奏:浅香 満(Cond)/久行敏彦(Cond)
日本ロシア音楽家協会40周年特別演奏会 弦楽オーケストラ
1st Vn:高橋和歌/蜷川紘子/友永優子/加藤えりな
2nd Vn:浅井千裕/竹原奈津/大堀由美子/山本容子
Va:春木英恵/伊藤美香/福田道子
Vc:安田謙一郎/小泉ユミ/苅田鉄平
Cb:佐藤光俊
チケット 全席自由 一般 5000円  学生 2500円
お問い合わせ 日本・ロシア音楽家協会
048-956-6262 メール
チケットぴあ/Pコード:273158
http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2421592
2024/8/1(木) 10:00より発売

 

 


子どもたちのための志村泉ピアノリサイタル

2024/11/1 : 高崎文化会館大ホール

演奏 志村 泉
日時 2024年11月1日 10時半開演
場所 高崎文化会館大ホール
曲目
  • モーツァルト  :トルコ行進曲
  • ダカン     :かっこう
  • モーツァルト  :きらきら星変奏曲
  • ベートーヴェン :ピアノソナタ第8番「悲愴」より第2楽章
  • メンデルスゾーン:狩りの歌
  • 林光      :飛行士
  • ドビュッシー  :月の光
  • スメタナ    :モルダウ
主催 群馬音楽教育の会
お問い合わせ 金澤 090-6950-3872 大塚 080-5052-1763
荻野 090-4528-4012

 


志村 泉 ピアノリサイタル
-過去と現在をつないで-

2024/10/02 : 豊洲文化センターシビックホール

 

この日の演奏の「ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲ハ短調WoO.80」がYouTubeでご覧いただけます。

YouTubeへのリンク
ベートーヴェン『創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO.80』(志村泉 ピアノリサイタルより)撮影・編集:青春組立式キット

演奏 志村 泉
日時 2024年10月2日(水) 19:00 開演18:30 開場
場所 豊洲文化センターシビックホール
曲目
  • シルヴェストロフ:バガテルOp.1,
  • バッハ     :半音階的幻想曲とフーガニ短調BWV.903
  • モーツァルト  :ピアノソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲付き」
  • ベートーヴェン :創作主題による32の変奏曲ハ短調WoO.80
  • チャイコフスキー:「四季」Op.37bisより 3月ひばり,6月舟歌,11月トロイカ
  • リャトシンスキー:ウクライナの旋律による前奏曲Op.38-1, Op.38bis-1.2
  • シルヴェストロフ:バガテルOp.2
チケット 全自由席 ¥4000
主催 (合)MIO音楽事務所
お問い合わせ MIO音楽事務所(メール)
後援 日本・ロシア音楽家協会

「過去と現在をつないで」というタイトルの今回のプログラムは、2年前(令和4年)の春、ウクライナの作曲家・シルヴェストロフの世界を知ったことがきっかけとなり生まれました。
最初に演奏したのは「使者」という作品。ロシアによるウクライナ侵攻が始まった直後のことでした。モーツァルトを思わせる旋律が断片的に幾度も現れる、けれどもそれが[パロディ]というようなものではなく、シルヴェストロフ自身の言葉を借りれば[此岸と彼岸を結ぶ絆] を感じさせる、静寂の世界でした。私にとって全く新しい世界でした。
その後弾くようになったバガテルの作品番号1と2は親しみやすい旋律に満ち、いわゆる「現代音楽」的なところはなく、けれども譜面上には作曲家の意図を表すあらん限りの表記が溢れ、それを実現し伝えようとする集中と、音楽そのものから得られる解放感によって、私自身この作品を演奏する喜びでいっぱいになります。
そしてその経験が、今まで演奏してきた古い時代の作品に対しても、何か新しく出会っていくことができるのではないかという希望を持たせてくれました。
やはり昨年偶然知ったシルヴェストロフの師に当たるリャトシンスキーの作品も含めた、バッハからシルヴェストロフまでのプログラムを、是非多くの方にお聴きいただけますよう願っております。(志村泉)

 

これ以前のコンサートは演奏会の記録(CONCERT)ページでご覧ください