音楽のみなぎる喜びと感動を伝えるピアニスト・志村泉が、スカルラッティ、ベートーヴェン、ヤナーチェクほか先人たちの優れた業績と、林光をはじめ、間宮 芳生、一柳慧などの現代作曲家との恵まれた出会いを語りながら、自らのピアノ・オペラの仕事や教育現場との交流等、独特の音楽体験をそこに重ねて、人と人 とを結び合わせていく音楽の温かい力とピアノの不思議について語り綴った、対話・エッセイ集。
- 著者
- 志村泉
- 目次
- Ⅰ 自分を映し出す鏡
Ⅱ ピアノとオペラ
Ⅲ ピアノの不思議
Ⅳ 「志村泉による三人展」をめぐって
Ⅴ 好きなので、あまり書きたくないけれど
Ⅵ 音楽と教育のあいだ
エピローグ あとがきにかえて - 刊行
- 一ツ橋書房